日記
昨日でサッカーW杯が終わりました。 モドリッチのMVP受賞時の表情。 グリーズマンがフランスの優勝後、 仲間の輪から離れて ピッチの中を噛みしめるみたいに歩く表情。 忘れられません。 自分の経験できない 何かとてつもない瞬間の積み重ねが あの場所では …
夕方 仕事で少し外を歩かないといけなくて 祝日でみんな遠くに行っちゃって人の少ない道 ビルの向こう側の空がだんだん赤くなって それから暗くなるのを見てた ひと段落ついたけど 帰りたくなかったから その空が見える方に少し行ってみようと思った イヤホ…
仕事場で患者さんのためにテレビがついてて今それがプラネットアースなんだけど暇な時、僕も作業片手間に観てて でも心がずきずきしてきて 地球とそこで生きてる生命人間以外の 生きるために生きる生命そのなんていうか…(まだうまく言葉が見つかってない。 …
第一次世界大戦のカラー写真集をいただきました。 もう暇さえあればパラパラと… 当時は白黒しかないから、 あの写真集は後から色をつけたものだけど ずっと遠くに感じていた人たちが ぐっと近くに来るようです 見てると 声が聞こえてくるみたい。 何を話して…
映画ダンケルク地元での上映が終わってしまったのが寂しくて、あれこれ考えながらスケッチしてた。 作品の中に深く潜れば潜るほどどんどん発見することがあって、はっとさせられるんだって分かった。 映画を製作するという事、そして作品を愛して考察を重ね…
1993年の今日、 リヴァーフェニックスが亡くなりました。 リヴァーが目を覚ます瞬間が描きたかった 彼のやりたい事が空白なのは … 初めはそうじゃなかったんだ あるインタビューで読んだ 彼の将来やりたい事を書いてたんだけど。 でも読み返してて 本当のこ…
違いがなければ 人は優しい 違いに気づかない時も 人は優しい それはなんて愚かなんだろう 違いは 誰かが作り上げた定義で その多くは曖昧だと思う その境界を確実に 誰1人として言い表せないから 誰1人それを掘り下げたりはしない 漠然とした 外からつけら…
今年は金木犀の匂いがすごいね 母がそう言った 確かにそう ほんの少し窓から顔を出せば 花束の中に突っ込んだみたいな そんな錯覚を起こすくらい でも不思議 僕の家には小さな金木犀の木が一本だけ だから匂いもかすかだったのに そしたらそれは 最近引っ越…
第二次世界大戦のとき ノルマンディー上陸作戦を阻止しようとし、 アメリカ軍の捕虜となった ドイツの国防軍兵士たちは 捕虜収容施設で ユダヤ人強制収容所で何が行われているのか 自分たちの国が何をしているのか それを取材した映像を 全員が観ることにな…
Tom Pettyさんが 亡くなったというニュースを見ました。 僕が彼を知ったのはJohn Mayerさんが彼の free fallin'をライブで歌っていたから。 あのときの鳥肌がたった感覚は忘れられない。 誰かの名前を空に書くこと あの歌を聞いてからもう何年も経つけど ま…
1967年6月17日ベトナム、サイゴン ここに写る、 ジェームズ・キャラハン衛生兵が蘇生しようとした兵士は助かりませんでした。 その後、彼自身はベトナム戦争から帰還しています。 2008年にジェームズは交通事故により亡くなっていますが、その数ヶ月前、もう…
今年一番の映画に会いました。 あさがくるまえに 自分と勝手にリンクするところを沢山見つけすぎて 途中からいろんな思い出が嵐みたいによみがえってきた。 学生のとき、移植コーディネーターの方が授業で何回か来てくださってて 彼女から聞いた話を実際に映…
台風が通過してる 小さい時 土砂降りの夜、 当時宝物だった 恐竜と魚の図鑑、地図 懐中電灯、お菓子 そういうのを全部 筏にみたてたベッドに持ち込んでた 体の一部がベッドからはみ出ないように 布団と一緒になるべく小さく丸まって 目を閉じて 筏が浮くのを…
一年前 好きになったバンドが交通事故に遭いました。 それで 4人は見知らぬ土地で、高い橋から落ちて 4人とも亡くなりました。 亡くなった後に発売された 初めてのアルバムは ファンや家族の呼びかけで 確かインディーチャート1位になったと思う あの時は 好…
史実を元にした作品とか とにかく なんでも 誰かがつくったものに 意味とか、間違いとか、正しいとか そういうのを求めるのはすこし違うんだと 寝る前にぼんやり考えてて そう行き着いた あれは反戦映画じゃないかもしれないし 賛美しているのかもしれないし…
先生と並んで テレビをなんとなく眺めてたら ふと ミサイルってさ、空見上げたら肉眼で通過していくのがみえるの? って聞いてきた いや、高度があるから見えないですよ え、でも流れ星は見えるじゃん たぶん大きさが違うんだと思います あ、そっか それだけ…
さっき 真っ暗な夜の道を歩いてた 家に帰るために 毎日そう ちょっと怖いから少し早足で 周りはほとんど見ない だいたいそう だけど少し顔上げたら 雑木林の中の家に明かりが灯ってて 秋の虫の声でそれは揺らいでた だから そこに神様が住んでてもおかしくな…