6月の晴れの日

更新しないまま、またしばらく経ってしまいました

日々いろんなことがあって

特記すべき事だってあったはずなのに

あれよあれよと今日まで来てしまった

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私事ですが結婚をして

実家を出て2ヶ月が経った。

元々他人だった人と生活を共にする事

自分の力で生活を組み立てる事

思ったより自分には大変だった

日々発見することばかりだけれど

そのほとんどは自分自身の幼稚な

コントロールの難しい感情

対応力の無さ

自分についての不甲斐なさだ

同時にそれでも継続しなければならない事

受け入れ

許し

諦め

真ん中

それを自分や相手に注ぎ続ける事を

少しずつ理解し始めたような気もする

 

時間がまた元のような速さになることはない

でもようやくこの速さで

躓きながらも歩けるようになってきた

そうしたらふと過ぎ去った日々が

立ち止まれなかったことが

寂しく感じるようになってきた

去ったひとときだけじゃない

今この瞬間にも寂しさを感じることがあるんだ

 

アウトプットやインプットを

慌ただしさを言い訳にして

遠くに追いやっていた

だから世界がすごく狭く

小さくなってきている

 

それで

私にはここしかないんだと感じて

寂しいのかもしれない

ある意味で手の届く場所に

いかに愛おしい一瞬が満ち溢れているか

気づき始めているのかもしれない

 

でも心が押し潰されないように

それらをそっと大事にするために

アウトプットインプットを始めなくちゃ

いけない

 

夫がベランダにしゃがんで

植物を見ている姿が好きだ

背中をぎゅっと丸めて脚をおって

小さくなって緑を覗き込む姿

 

ふと寂しくなって描き残そうと

スケッチブックを出した

上手く描けなくて消した

すっかり絵の練習をしなくなっていたから

 

だけど描かなくちゃ

たぶんそうするしか

この寂しさを受け入れられない

たぶん描く事が私の記憶になって

またどこかで会うための経路を覚え

辿るための言葉になるんだと思う

 

雨が降って

晴れ間がやってくる

このひと時を待っているように見えたものは

ずっと動き続けていた

どちらの方向が去っていく方か分からない

だから目を凝らして

時に目を閉じて

 

はじめからおわりまで

 

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