Nonsense

さっき仕事から帰ってきて

手洗いとうがい

ゆったりした服に着替えた。

 

今、二階のバルコニーでこれを書いてる。

 

前にちゃんと言葉で書いた時から

かなり経ってた。

 

最近はいろんな事を言葉にするのが

すごく億劫。

日常生活で、ある言葉を使って話したりすることは途切らせることはできないけれど。

何か一つのことを、

どこかにアウトプットするための言葉をかき集めるのが。

 

たぶん、それに伴って自ずとそれらのことを

再認識するのが嫌なんだって思う。

 

たくさんの感情が

毎日何層にもなってやってくる。

どこに立っていたらいいのか、わからない。

数分後には簡単に押し流されるから。

喜怒哀楽のどれか。

どれでもない。

 

だから今、

自分がどんな形をしているのか分からない。

偽物の流動体なら、既に形はないのかも。

 

窓の外を見てる。

昔、隣のマンションが建つ時

古いお屋敷だったその敷地の庭に住んでた

大きな亀のことを思い出してる。

沢山の金木犀と一緒に、コンクリート

埋め立てられてしまった彼の世界と、

彼自身を。

 

昔撮った写真。

どこかの美しい緑の丘。

それはずっと遠くに見える。

 

今は存在していないようにも思える。

 

ここにあるのは

日々生きること

残っているのは

小さな祈り

それから自分ではない誰かの言葉

 

忘れたくないのは

忘れてしまうこと

 

O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
 
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