ヨークシャーの空

すごく心に刺さる曲だと教えてもらった

Patrick Wolfの「The Days」を聴いた。

 

God’s Own Country という映画の曲だそうです

 

作品のトレイラーと、曲を合わせて聴いたら

映画を全部観たわけじゃないのに

もう観終わってしまったような

音楽と一緒に引き込まれて

いろんな感情と一緒に放り出されたような

なんとも言えない感覚でした。

 

まだ不思議な余韻があって

 

それは音楽の力なのか

映像の力なのか

 

きっと両方だな、

 

God’s Own Country という作品は

日本の映画祭で公開されたそうですが

一般公開は未定のようです。

 

でもトレイラーとThe Daysだけで 

すごくたくさんの感情でいっぱいになった。

 

 

息を詰めるような

ひりひりするヨークシャーの空

登場人物たちの複雑で繊細な目

映像のように視覚的な曲

 

いつか観られたらいいなって思う。

 

素敵な音楽と、素敵な作品に出会えました。

 

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上の二枚の絵は写真を見ながら描いた。

本当に素敵だったから。

 

時々ある、描く前の小さい恐怖心みたいなのは

不思議です。

たぶん今日感じたのは

描いたらこの2人の空気を壊すだろうって思ったから。

とても大切なものに見えたからかな、

 

そういうのを大事に 一つも溢さずに

描き切ることができる人達はすごいな。

 

感覚が研ぎ澄まされてるというか

死ぬほどの努力の結果なんだと思う。

 

2人の、誰かの感情がどういうものなのかは

何においてでもそうだけど

彼ら自身のものでしかないから

想像を尽くしても真実まで読み取るのは難しいし

結局は自分の少ない引き出しから出した感覚を

こうなんじゃないかな、って当てはめて

拙い技術で

今は描いているのかもしれない

 

だから紙に描いてあるのは

スケッチと名前はついてるけど

偏った自分の意見が描き殴られたもので

本当は見当違いの受け取り方をしてるのかもしれない。

 

それが絵の 自由で何処へでもいける良さなのかもしれないけど。

 

だけどもっと努力して

もっと描いて

沢山のものを見て

沢山の経験と沢山の感覚を知って

誰かの感じていることを

今より少しでも感じることができたら。

 

それができたら

申し訳なくなったり怖くなったりしないのかな

 

たぶん本当の自由なんだと思う。