言葉はどれも不完全で
完全だと思ったものも
あとからどれだけだって形を変える
自分だけの言葉で話したい
そうすれば
それが間違っているって
誰にも分かるわけないから
みんな競い合ってる
何か一番いいものを
当てはまる言葉を
当てはまる言葉
怒り、気分 なんでも
その裏には別の言葉が書いてある
間に溜まった汚れた泥水みたいなのが
感覚的性質を持ったものだけが
本質をつかもうとまだもがいてる
もしかしたらすでにこぼしてしまったのかも
だからいま
それについて話す人は誰もいない
なのになぜまだ覚えていなくちゃいけないのか
それを止めることと
忘れる事はどうして同じ速さじゃないのだろう
知らない言葉で話したい
自分も
あるいは誰かも
すべての側面について
持ち合わせてるもの
その瞬間的なものじゃ何一つ話せない
今話した事
全てに矛盾と
許されない側面があって
考えると全部たわごとだった