Thinking out loud

たまにふと

というかよく思う。

多分何かを描いたりするのは

この限られた時間の、

きっとこの今だけなんだろうなって。

それはなんでだかあんまり考えないようにしてたけど

でも考えなくても感覚で分かってる気がする

 

それを超えられるものってなんだろ

自分中心な愛を超えられるものって

生きてきた中では今のところ見つけられてない

 

そうやってつくられて

その中のどこかに偶然的に発生した

何かを描いたり書いたりする動作

 

だから

はじめの土地自体が消えたら

自ずとそれらも消滅するんじゃないかな。

 

もしかしたら

いつの日か

動作自体が何か意味を持って

独立して

立って、歩く事ができるようになるのかもしれないけど

 

今日の、

この時点ではどうかな。

全部の動作の理由づけは

まだ一つの場所、(いや、一人の人?)

に収束していっている気がする

生まれてから全てのことが

きっとずっとそうだった。

それは多分、ありえないくらい得難い事だけど

時々途方に暮れる。

 

 

 

その場所は無限じゃない

誰も永遠には生きられない事くらい分かってる

描けば描くほど時間は過ぎ去って

部屋から部屋へと

組み込まれた柱はだんだん年季の入った温かい色に染まっていって

嫌でも目に入るたびに

すごく切ない気持ちになる

 

そこで生まれて、

いつか出て行かなくちゃいけなくなった時

多分

出て行く、

その動作を止める

それで

その他の動作も。

 

今はそう思う。

今日の、今の、この瞬間には。

 

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