メモ

さっきまで

Talvisota のノーカット版を観ていました

 

第二次世界大戦のはじめ、

ソ連バルト三国

(エストニアラトビアリトアニア)

を支配したあと、

さらに領土を獲得するために

フィンランドへ侵攻した。

 

迎え撃ったフィンランド軍は闘志が高く

彼らは激烈に戦って

ソ連にとっては大きな誤算だった。

その時の戦争はWinter Warと呼ばれる。

それについての映画

 

日本ではじめに公開されたのは

かなりカットされて

120分程度の長さだったけれど

今回再販されたのはオリジナルのもの。

長さは190分以上、

 

長くて、とにかく長く感じた。

退屈と

息苦しさと

恐怖と

激痛と

繰り返し、ひたすらに繰り返し。

 

ソ連人海戦術は気味が悪いほどリアルで

それを撃退して、汚れた塹壕でのわずかな休息

そしてまた戦闘に駆り出される

朝も昼も夜も関係ない

耳鳴りみたいに爆撃音が鳴っている

 

繰り返し

 

もういいよって正直思った

勘弁してほしいと思った

自分には無理だと思った

観ているだけで気が変になりそうで

あれは映画だから

撮影で死んだりはしないけど

それでもトラウマになる程だと思った

だから第二次世界大戦当時

実弾が飛び交う中、

本当にあの場にいた人達のこと

想像つかない

 

魅せるシーン

感傷的な場面なんてほとんどない

それが観ている側に

息をつく間を、

他ごとを考える隙を与えなかった

零下40度の雪と

泥と血の中に閉じ込められて

感じろ、と言われているみたいに

 

 

淡々として

退屈にさえ感じる瞬間もあった

それは戦場は戦いだけじゃないということ

怯え続ける時間

砲弾の轟音の中眠る時間

塹壕での生活

休暇

何もない時間

人生をすり減らして。

だから強烈に心に残った

 

こういう戦争映画は久し振りだった

初めてだったかもしれない

 

 

でもたぶんずっと観たかったんだと思う

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落ち着かなくて

思いつくまま始めたら

めちゃくちゃ…

一体何を描いているんだろ…;

(映画にこんな謎のシーンはないので

ご安心ください)

 

 

おやすみなさい。