回
予報通り今日は雨です。
薄暗さと小さく続く雨音が
心を真ん中より下、
静かに留まらせてくれる気がして
少しだけゆっくり昨日の記録を。
昨日は午後の早い時間までは
天気がもってくれたので
仕事から帰った後、
大慌てでコンポストで2週間発酵させてた
野菜切れ端とか、生ゴミになったものの
堆肥化作業をしました。
初めての堆肥作りだから
EMエコペール(家庭用嫌気コンポスト)のなかで
腐敗せずに発酵が進んでいくのか不安でした。
ピッタリと閉じたエコペールの蓋を開けて、
恐る恐る匂いを嗅いでみて
ほっと一安心。
ちゃんとお漬物みたいな香り。
(香り…うーん、臭くないのは確かです!)
発酵が進んでいるものの、
このまま堆肥としてすぐには使えないので
熟成させてさらに善玉菌に分解してもらう
必要があります。
今回は、
今育てているナスとトマトに使いたいので
育った苗を植えつける予定の
ベジタブル大型プランター内で堆肥と
土作りをして
そのまま植え替えられるようにしようと
思います。
<用意したもの>
発酵した生ゴミ堆肥
ベジタブル大型プランター1台
スコップ
新聞紙 45リットルゴミ袋 ビニール紐
EM活性液(100倍希釈のえひめAI使用)
<手順>
(夏みかんや玉ねぎの皮がゴロゴロ…
本当は細かく切らなくちゃいけないんだけど
めんどくさがり屋を反省しなくては
いけません;)
・腐葉土をさらに上から蓋をするように被せる
・100倍希釈したEM活性液をジョウロで
全体が湿るくらい散布する
・新聞紙で上部を覆い、ビニール紐で縛る
・さらにゴミ袋を被せ、薄暗い場所で2ヶ月
ほど熟成させる
おそらく、2ヶ月経った後にはほとんど
形が残らないくらいまで
野菜の切れ端達が微生物に分解されて、
土と混ざり合っているはず…!
なので、このまま苗を植え付けることが
できます。(はず…!)
お庭で作業しているときに気づいたんだけど
温室の中のレタスが発芽していました。
可愛らしい双葉が出ていて疲れも飛んじゃう
ような嬉しさ!
それから久留米イチジクも冬眠から 目覚めたみたいで
小さな芽が膨らみ始めています。
硬い幹の中では
外からは決して解らない複雑な作業が
ずっと行われていたんだな…と圧倒されます。
その時がきたら、ちゃんと目を覚ます
人間はその時、というものがずっと
理解できなくて
いまだに手探りなのに。
勝手に家に連れてきたから
できるだけ、ここにある植物達が良い日々を
過ごせるように
サポートしていかないと。
そういえば、EMエコペールからたっぷり 液肥がとれたんでした。
これは、1000倍希釈して散布すると
高い効果を得られるらしいんだけど
今のところ鉢植えの植物達は肥料が
必要ないから
露地植えの庭木に。
一息ついたとき
ぼーっと西陽の中で
小さな庭の中で、一つのある流れが
人工的ではあるけれど
つくられていて
それが目の前でぐるぐると回転していくのを
みている。
そんな感覚を感じてた。
だけどこういうのは、
人間の何かを満たすための趣味とか、なんとか
そうやって呼ばれるものでもあって
結局は自己満足の外側には出られないのだけど
いくつもの触れることのできない
無数の流れが隣を猛スピードで
通り過ぎていく一生の中で
その中の一つをほんの少し垣間見る
ことができるのは
ここにきて、ここにいられて良かったな
というか
そういうのをただ一つのものとして
切り離さないで
遠くにあるものと繋いでいくことができたら
いいな
そう思います。
おわり