Koliaという人物は
多分無数にいて
彼らが失ったものは取り戻せない気がする
The Search (2014)
邦題: 「あの日の声を探して」
誰かが
戦争は引き金を引く場所で起こるのではなくて
それが炸裂する場所だ、と言ってたのを思い出した。
チェチェンの人々、EU職員、ロシア人兵士それぞれのチェチェン紛争をとても丁寧に描いた作品でした。
離れたところにいた人々が
ラストへ向け、引き合わせられていったとき
震えるような感覚になった
それは映画的なものと
現実的な冷淡なもの二つが同時に描かれたから。
この映画を観たのは
新年に偶然見かけたホームビデオがきっかけで
チェチェン紛争については殆ど無知だった
だから映画の背景について今言えることは何もないんだけど
ロシア人兵士の青年のThe search という矛盾が恐ろしいと思った。
彼は探しているけど、彼の内側は見失う方向へ進んでる。
物語と現実を鋭く丁寧に語った
本当に素晴らしい作品だと思いました。
今年の一番初めの一本が
この映画でよかった。
Kolia はどこへ行き着いたんだろう
そして起こったことすべての始まりと
その行方は
今更かもしれないけど
今から探そうと決めた
思うところがたくさんあったので
2回目はメモを取りながら観ました。
すごく汚い文と絵だけど
ネタバレになってしまうかもしれないので
これから観る予定の方は注意です💦